Subeatleoの自作ルーム

 

連載小説 静まりし二つの羽根2 第28話

原点の確認はその真かそれとも全てか

  レクはザカエブリッジに車を戻らせた。 それが本当に0かそれとも桜なのか確認しなきゃなんない。 もう一度あの橋を見るには。 おぼろげに斜影が揺れる。 イエムは思ったそれはまた次の満月までみれないよ。 月が下弦よりも少し上向いている。 葉っぱなんていらねーよな。 また月が喧嘩している。 どうやらここにはその月と太陽以外に考慮される標が無いようだ。 有元の理とはよく言ったもんだ。 その真が神であるのかそれとも単なる霊障なのか すべてがなんだかイエムには解き明かされるような気がしていた。 もしも原点に侵入してそれの対局の岸に渡っているとするなら。 その自己の反省が四季の消滅であり、原点のなしている技とするなら その両短は+2と-2に別れるはず。 つまりそれは原点を通っているのではなく今、ブリッジが原点通過をなしているのではなく 月が原点通過をなしている。 つまり月は神とすでになっている。 親父は言った。 よし榊をあげろ。 そのプラスの三元の自浄に2つ霊がはいったとするなら。 そんなことは黄泉に出てみなきゃわからん。 闇の王ミラスは深いため息をついた。 もしも太陽がこの世に2つでるような事があればそれは分裂の通過に等しい。 人は世代を受け継ぎ、つぎの世代を築いている。 ダイナマイトだ。 この時、ダイナマイトつまり石期を寄せる必要がある。 その根が自浄作用を強める。 まずいことになった。 このままだとこの我がミラスの地は戦場の地となる。 もしもその競艇がないがしろにされるような事があれば。 このミラス再び刀を抜かねばなるまい。 我が心はすべての痛みをしり、すべての飛散をしる。 まじりあった要素の解剖が始まる。 素数を巡る旅が始まる。 月はけなげに榊で月を彩る。 慈悲なくば海宝は帰する。 もしもその南に太陽があがるならそれは南中を示す。 ミラスの知は真逆の地球の裏に出ることを果たして示すのか。 もしもすべてが夢だとするならそれは月影 競艇をないがしろにしてるわけではないのでは。 共役な複素数とはその違反を果たして示すのか。 2つの影のマイナスがその自浄作用の3のマイナスを生むようなことがあるなら。 その解は。 イエムのは旅は続く。  

第26話へ戻る

インデックスへ戻る

第29話へ