9 Subeatleo's Homepage

Subeatleoの自作ルーム

 

静まりし2つの羽根2 第50話

ネーティブの門地、揺れるアレミロード

 イエムは時の城ダイムの回廊を登り切ったところで一息ついた。 幻の次元城、そして大橋とそのシクロにズム。 ミラーバウンドで少し、次元城が揺れながら今日も回転を続けている。 その船は夢の幻影であり、人を確実にそこまで運ぶという。 ダイム王は今、迷いの只中に身を置いていた。 この城を絶対にすべきかそれとも全と変えるべきか。 もしもこの城の中核を劉とするならその城は薬師全と化すだろう。 その中核がダイム6と化せばその差し花が自然と帰り、ダイム7と化せばその流が機能を握るだろう。 だがそれが能とかすならその世界はサルーイン一色に彩られるだろう。 ダイム王は思案を深めた。 この世界は決して専制主義にうもれていってはならない。 抵抗者がこの世の権を握る時、それは自分が今まで強いられてきた強制をまた強いるものなのだろうか。 人が自由でいるには一定の収入の見込みとカオスが必要なのだ。 停滞は死を招くが安らぎと安寧を生む。 その安寧のかえがたさは一番、ダイム王の知るところであった。 だが新たな空気をとりえなければその窒息を生むという矛盾である。 回転運動する大橋はまさにダイム王にとって都合が良かった。 新規参入者の良い競争を生む土台となるからである。 流動を確固たる流れにするにはその中軸をどうすべきなのだろうか。 どこからかジプシーの嘆きが聞こえる。 イエムはその回廊へとつづく魂の巣窟の中で古文書を追っていた。 漆黒のアレーが微振動に揺れる。 重なりあったそのアレーがその先の門地を生む土壌を欲しているようだった。 アレーの起原がもしもその小爆発に帰すものなら。 ビックバンにより宇宙は芽生え、大気と風が命を創る。 しょうわくせー衝突が起こるかもしれない。 人は文明をより楽に早く行うためにその道具を開発し進歩を遂げてきた。 いわば人の文明はその道具を元としてその範囲を広げてきたと言えよう。 そう解するならその根は深くなければならないし、ましてや慈善活動の道具となるなら それなりのトリビュートスタイルを要すべきなのだ。 豪華の中に豪華客船が沈むのは恋愛ストーリーに辟易とした慣習を魅了したあの話の中での逸話だ。 アレミロードがその記憶路との融合経路をどこか拒んでいる。 イエムは誰かの弟子となるにはもう疲れ果てていた。 もしもそのしょうわくせー衝突が逆襲を呼ぶなら。 多くの人がその人身御供となるだろう。 回転扉は一定の上昇テンションを保ちながら左回りに回転を続けた。
 

第49話へ戻る

インデックスへ戻る

  • 連載小説 第51話へ戻る